突っ張り棒とは、皆さんもご存じの通り伸縮性があり壁面に挟み固定して使う棒ですね。
我が家では部屋についている棚だけでは収納が足りず、突っ張り棒で収納スペースを増やしています。
色々な使い方があるのですが、我が家で使っているものをいくつか紹介します。
目次
使い方
トイレ
まずはトイレです。
4本の突っ張り棒で棚を作っています。
1本ごとの耐荷重は1㎏なので、4kgまで載せられます。
実際にトイレットペーパーを載せたらこんな感じです。
なぜトイレに突っ張り棒を使おうかと思ったかというと・・・
・最初から取り付けてあった木の棚だけでは収納が足りない
・棚の取り付け位置が高い
こんな理由からです。
トイレットペーパーを買うと、床に置くわけにもいかず置き場所に困りますよね。
突っ張り棒で便器の上あたりに一段置き場所を作るとちょうどいい高さになります。
私はトイレットペーパーと便器を拭くためのウェットティッシュを置いているのですが、もしトイレットペーパーが切れた時も後ろを振り向けばギリギリ取れます(笑)。他にも消臭スプレーなど良く使うものを置いています。だいたい自分の肩くらいの高さに取り付けているので、最初から付いていた棚に比べると取りやすいです。
お風呂
引越し前のアパートにはお風呂に洗濯物を干す物干し竿が設置されていたんですね。
雨の日にワイシャツをかけたりできたので非常に便利でした。
最近のお風呂の換気扇には暖房機能もついてたりして、結構乾くんですよね。
そこで、引越後にお風呂の中に物干し竿として使うために一本突っ張り棒を買いました。
耐荷重も6kgもあってワイシャツくらいなら余裕です!
このタイプは取り付けも簡単で、壁面と接触する部分が広くて壁も傷つきにくいものです。
お風呂以外にもクローゼットの中に設置することで衣服を掛けることも出来るので、非常に使い勝手がいいと思います。
クローゼットの中
これはクローゼットの天井が高いときなどに有効です。
クローゼット内の上の段には大きな物はあまり置かないと思います。
持ち上げられないし、おそらく壁に引っ掛かってしまったりしますよね。
天井が高いときにスペースを有効活用できていないのは勿体ない!ということで、突っ張り棒で一段増やしてみました。
かなり高いところに設置することになるため、置くものは「軽い」か、「小さい」ものがおすすめです。
また、普段あまり使わないものがいいですね。私は使用頻度の低い小物入れなどを置いています。自分では届かないので旦那に取ってもらっています(笑)。
洗面所の脇
以前住んでいたアパートでは洗面所の脇に少しだけスペースがありました。
20センチほどの狭いスペースでしたが、突っ張り棒は短いものも売っていますのでこんなところにも使えます。
我が家では50枚入りのマスクケースなどを置いていました。
マスクはインフルエンザなどの時期には毎日使うのに、棚の中などに入れてあると出すのが面倒ですよね。外に出せたことで結構便利でした。
取り付け方
突っ張り棒には「バネ式」と「ジャッキ式」の2つのタイプがあります。
一本の棒だけのものは「バネ式」なのですが、 「バネ式」の場合は以下のように取り付けます。
1)パイプを回して長さを伸ばします。
2)突っ張る面より数センチ長く伸ばします。
3)内部のバネを圧縮して取り付けます。伸ばした方のパイプを壁面に当てて、押し縮めながら反対側を押し込んで水平に取り付けます。
突っ張る面より短めにして、ぐるぐる回しながらパイプを伸ばして取り付けるのはNGです。理由は壁面にたどり着いたときに壁紙を削ってしまうからです。また、正しい取り付け方に対して弱めになってしまうので良く落ちてしまいます。
デメリットは?
こんな便利な突っ張り棒ですが、過去に使っていて失敗したこともあります(>_<;
いいことばかりではありません。私の失敗談を紹介します。
失敗談
壁紙が剥がれる
できるだけ強く止めたほうが落ちにくいのでは?と思ったので、私は自分の力でできる範囲でぎゅっ!っと縮めて止めました。その状態で5年ほど放置していたのですが、引越しの際に外したところ、壁紙が突っ張り棒にくっ付いて取れてしまいました。
もしかしたら壁紙の種類などにもよるのかもしれませんが、その部分だけ剥がれてしまうので見た目は良くないです。ちなみに退去の際に敷金から引かれることはありませんでした(^-^;
今は壁と突っ張り棒の間に何か挟むようにしてます。
私は100均で買ったナイロン製のシートを切って使っていますが、耐震パッドなども突っ張り棒が落ちづらくなって使い勝手が良いです。
落ちることがある
取り付け方が弱いのか、稀に落ちてくることがあります。
壁に釘で打ち付けたりしているわけではありませんので、落ちることもあると思います。
なので、ガラスなどの割れやすいものや重いものは落ちると危ないので置かないほうが良いかもしれません。私はできるだけ落ちても支障がないものを置くようにしています。
最後に
いろんな使い方があって便利でコストも安く準備できるので、どのような使い方ができるのか考えるだけでも楽しいです♪ぜひ使ってみてください。