育児

子供の花粉症はいつから起こる?その対策は?

先日、我が家の姫の目がものすごく腫れていたことがありました。

最初は「前髪が目に入って痒いのかな?前髪切ろうかな?」と思って、前髪を短く切り揃えました。でも目をこするのは止めません。

そこで、不思議な気持ちになりました。というのは、いろんな症状が重なっていたからです。

・目をこする

・鼻水をすする

・頻繁にくしゃみをする

「もしかして・・・?」

自分自身が花粉症が出てきていて、同じような症状だと思いました。

まさか子供が花粉症になるとは露にも思いませんでしたが、小児科へ連れて行きました。

目次

子供も花粉症になるの?

子供も花粉症になる

花粉症とは、季節性アレルギー性鼻炎のことを指しますが、子供も花粉症になるようです!

実は花粉症の子どものうち、発症年齢は10歳までに発症69.3%、5歳までに発症36.6%というデータがあります。

子どもに花粉症を実感している親に発症年齢を確認したところ、「5歳」(10.7%)、「3歳」(10.4%)、「6歳」(8.9%)と続き、低年齢での発症が確認されました。また69.3%が10歳までに、36.6%が5歳までに発症していました。

資料提供:ロート製薬株式会社 「子どもの花粉症」アンケート調査 2012年12月

花粉症のサイン

・目や鼻をこする

子供の場合は目の周りが痒くなることが多いようです。

・口で呼吸をする

鼻が詰まっていて口を開けて呼吸をしていたら要注意です。

・鼻血が出る

我が家でも当初「鼻が痛い」と言っていました。粘膜が弱っていて切れていたのかもしれません。

受診した結果

小児科へ行った結果、正確な結果は血液を採取してアレルギー検査をしないと分からないと言われました。血液を採るのは子供が嫌がるので花粉症を前提として薬を出してもらいました。

もらった薬は目薬と飲み薬で、目薬をすると和らぐようで目をこすらなくなりました。

家庭で出来る対策はあるの?

花粉対策グッズ

・子どもサイズのマスク
大人にも定番のマスクです。子どもサイズも多く売っており、色々なデザイン・キャラクターのものがあります。

・花粉ガードめがね 子ども用
花粉が目に入るのを防ぐすき間ガードがついたメガネです。サイズ展開がいくつかあるので、横幅のサイズが対応しているか確認しましょう。メガネ店では度付きレンズも取り扱っています。

・鼻腔拡張テープ
鼻の上に貼りつけ鼻腔を広げてあげることで、通りがよくなり鼻づまりの症状が緩和されるものです。「ブリーズライトキッズ」は5歳以上からの使用が推奨されています。

・鼻クリーム・花粉防止スプレー
鼻周りに使い花粉の侵入をガードするもの、マスクにスプレーして花粉を吸着するタイプ、衣類にスプレーして花粉を付着しづらくするものなどの種類があります。

・アレルギー用目薬
花粉が目に入ると、目がかゆくなったり涙が出たりといった症状があらわれることがあります。小児用のアレルギー用目薬もあります。

家の中の花粉を無くす

花粉症対策は、外出時や帰宅時だけでなく家の中での対策も重要です。

  • 帰宅時は玄関で服についた花粉をはらう
  • うがい、手洗いを実施し、出来れば目も洗い、鼻をかむ
  • 衣服を外干ししない
  • 花粉の多い時には外にふとんを干さない(ふとんを干した時は、よくはたく。掃除機をかけるのも有効)
  • 掃除機をかけたり濡れ雑巾で拭き取るなど、家の中の掃除をまめにする
  • 空気清浄機を使い、浮遊する花粉が床や家具などに落下する前に取り除く

食事や規則正しい生活習慣で免疫力を強化

花粉症の症状を和らげるために日々の食事や生活習慣を見直すことも有効です。

①毎日の食事や生活習慣の中で腸内環境を整え、子ども自身の免疫力を高める

②ヨーグルトなど含まれる乳酸菌でアレルギー症状の元となる「IgE抗体」の生成を抑え、症状を出にくくする

※花粉が目や鼻から入ってきて、体内の免疫システムによって「異物=敵」とみなされると、敵に対抗するための抗体(IgE抗体)が作られます。このIgE抗体は、花粉に接触するたびに作られるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。蓄積されていたIgE抗体が一定量に達してしまうと花粉症が発生します。

③就寝の際には枕元に加湿器を置く

適度な加湿は、風邪やインフルエンザの原因となるウイルスの活動を抑えることにも役立ちます。

④十分な睡眠をとる

十分な睡眠が得られないと、ストレスや疲労の蓄積により体内の免疫力が低下します。それにより花粉などによるアレルギー症状が深刻化してしまいます。

まとめ

自分自身は大人になってから花粉症になったため、子供も大人と同様に花粉症になることが分かって、とてもびっくりしました。花粉症対策も有効なので、早めに病院に行ってお医者様に相談したいですね。

また、我が家の娘は冬場の感想に弱く、肌荒れも同時に起こっています。弱った皮膚はかぶれやアレルギーを起こしやすいため、食生活も大事です。我が家はスナック菓子を控えて家族全員で毎日ヨーグルトを食べるようになりました。まだまだ花粉症の時期も続きますので、健康な体作りをして花粉症対策をしたいと思います。